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中川内閣府副大臣視察
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| 11月に入った根室は9日に市内で初雪を観測、この日は午後7時までの最低気温が3.2度で午後6時10分からみぞれが降り始めました。根室測候所によりますと「上空に寒気が入ったためで、初雪はほぼ平年通り。昨年に比べ8日早く、平年より1日早い。」とのことで、この寒気の影響を受け世界自然遺産・知床の知床横断道路(国道334号)が8日から冬季の全面通行止めとなりました。 |
| 横断道路は、知床峠を通り、手つかずの大自然を満喫できるドライブコースとして人気を集め、多くの観光客らが利用していますが、気象変化が激しい山岳地帯であることや除雪費用がかかるなど経済的理由により冬季通行止めが例年行われ、開通は来年4月の予定となっています。 |
| 北方対策担当の中川義雄内閣府副大臣は5日、大勢の元島民や返還運動関係者が歓迎の横断幕や島民の会の旗などを手に出迎える中、就任後初めて納沙布岬から北方領土を視察しました。 |
| 当日は好天に恵まれ、目の前に広がる水晶島や国後島などの北方の島々を望みながら、長谷川俊輔根室市長や関係者から最近の四島情勢などについて説明を受けると、中川副大臣は改めて北方領土の近さを実感されるとともに、元島民の思いに応えるため職責に全力を挙げる決意をにじませておられました。 |
| その後、道立北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)で返還運動関係者と懇談し、返還運動や地元対策の推進などについて要望を聞き、後継者対策、学校教育での拡充などについて意欲を示しておられました。 |
| 一方、北方四島周辺のロシア主張200カイリ内で冬の味覚マダラを漁獲するため、市内の30トン未満の小型底延縄漁船14隻が5日、根室・花咲港、歯舞漁港から出漁しました。 |
| 日ロ地先沖合漁業協定に基づく操業で、相互入漁枠(無償枠)のマダラの漁獲枠537トンを高い魚価が見込める1月と11,12月に漁を行うもので、この日は比較的穏やかな出漁日和に恵まれ、各漁協職員や家族、関係者の見送りを受け、主漁場の色丹島周辺を目指しました。 |
| また、200トン未満の中型底延縄漁船6隻はサンマの漁模様を見ての出漁となりましたが、自船を見送った根室漁協所属船の船主は「サンマ漁を切り上げての操業で冬漁となるが、事故のない操業を祈るだけです。」と話していました。 |
| 11月の北方館での領土視察は、中川副大臣のほか第一管区海上保安本部、道教育大釧路校、北方少年少女塾、産経新聞、英国タイムズ紙(外交編集委員リチャード・ビーストン氏)などの方々が訪れました。 |
| 視察の中で、根室管内の小・中学生が北方四島の歴史などを学ぶ本年度の「北方少年少女塾」(北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会主催)が16日、根室市立昆布盛小学校を最後に終了しました。 |
| 「北方少年少女塾」は返還運動の後継者を育てようと平成13年度から始まった事業で、本年度は17校743人が参加し道立北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)で元島民の講話を聞き、四島の自然を紹介する映画を鑑賞した後、納沙布岬や北方館を見学し領土問題への理解を深めました。 |
| このように、北方少年少女塾や修学旅行などでの北方領土学習を通して多くの少年少女がこの問題に関心を持ち現地研修や見学が行われることは、後継者対策、学校教育での拡充などに大きな力となっていくものと信じています。 |
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| 【11月入館者数:3,573名】 |
| (文:米谷隆北方館館長) |