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滋賀県少年少女
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| 3月に入り、流氷が居座る根室にも春の足音が聞こえ始め、10日には最高気温が平年より10.5度高い10.8度を記録し、今年初めて10度を超え5月上旬並みの暖かさとなりました。 |
| 根室測候所によると、記録が確認できる1881年(明治14年)以降で、1月1日から3月10日までの気温としては最も高く、これまでの最高は1892年(明治25年)1月1日の10.3度で、116年ぶりの記録更新となりました。 |
| このような中、根室半島沿岸では流氷が岸に寄ったり遠のいたりを繰り返し、早朝にはかすみがかった空に赤い太陽がゆっくりと昇り、朝日を受けた流氷の上には羽を広げると2メートルを超すオオワシやオジロワシがのんびりと羽を休める姿が見られ、日差しの強さに春の到来を感じているようです。 |
| さらに、陸上では日当たりが良く雪が解けた海沿いの斜面で、エゾシカの群れが黙々と枯れ草を食べており、時折、あたりに「カチン」と乾いた音が響き、鉢合わせした雄同士が角を突き合わせる`春の光景´が見られるなど活発な活動が始まりました。 |
昨年に引き続き、滋賀県「私たちと北方領土」作文コンクール入賞者による北方少年少女フォーラムの中学生一行5名が25日根室入りし、26日には交流プログラム出席者の地元中学生と共に納沙布岬、北方館で現地視察を行ったほか、石垣雅敏根室市副市長を表敬訪問、北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)で北方領土学習を行いました。 |
| 納沙布岬や北方館での現地視察は比較的暖かい春空の下で、目の前に広がる国後島や歯舞群島の貝殻島や水晶島などを望みながらその近さを実感し、館内においても展示資料による北方領土問題の発生状況や歴史的経緯などの説明に熱心に耳を傾け、改めて領土問題に対して認識を深めていました。 |
| このような現地視察や学習を通して若い人達が北方領土問題に関心を持つようになることは、今後の後継者育成に大きな力となっていくものと信じています。 |
一方、北方館に隣接する北方領土問題啓発施設「望郷の家」の改修工事が終わり、19日リニューアルオープンしました。 |
| 望郷の家は1972年(昭和47年)4月に千島歯舞諸島居住者連盟が開設し、現在は市が所有する鉄筋コンクリート造り2階建てで、北方領土問題の歴史を紹介するパネルや四島の立体模型、島を眺める望遠鏡などを備えていますが、岬周辺に吹きつける潮風の影響で外壁が傷むなど老朽化が著しく、昨年12月から休館し工事に入っていました。 |
| 改修は損傷した外壁を補強したほか、お年寄りや車いす利用者のために1階と2階を結ぶスロープに手すりを設け床も滑りにくい素材に交換、2階展望室の窓には曇り防止のフィルムを張り北方領土の島々を見やすくし、1階には来館者のための休憩室、パネル展を開催する資料室を新設しました。第1弾として、昨年に根室の返還運動関係者らが東京・銀座を行進した「中央アピール行動」の写真を展示しており、市北方領土対策室は「高齢者や障害者が安心して利用できるように改修した。多くの人たちに来てもらいたい。」と、新装効果に期待しています。 |
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| 【3月入館者数:3,712人】 |
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| (文:米谷隆北方館館長) |