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2月に入り、「野鳥の宝庫ネムロ」の魅力を紹介する「ねむろバードランドフェスティバル2009」(根室市、根室観光協会主催)が、7~8日ラムサール条約登録湿地「風連湖・春国岱」で開幕され、探鳥会などが市内各地で行われ道内外から参加した1,821人のバードウオッチャーで賑わいました。
風連湖ではワイズユース(賢明な利用)の象徴である氷下待ち網漁と野鳥の共生などを観察する湖上探鳥会が開催され、氷結した湖面を歩きオオワシやオジロワシなどの姿を追ったほか、初心者向け探鳥会、春国岱の知識を問う「バッジ検定」などが行われました。同湖に程近い温根沼会館では英国の鳥類学者マーク・ブラジル氏らの講演会も開かれ、道外から訪れたバードウオッチャーは「オオワシが間近に見られるとは夢にも思わず、最高だ。素晴らしいフェスティバルなので、もっと宣伝してほしい。」と興奮気味に話しておりました。
また、2月7日の「北方領土の日」に、「根室管内住民大会」が領土返還運動原点の地・根室市の総合文化会館で開かれ、橋本聖子外務副大臣や地元選出の仲野博子衆議院議員が出席の下、元島民ら1,000人が参加して四島の早期返還を訴えました。
国後島出身の脇紀美夫羅臼町長は、あいさつで「未解決による痛みの中からわき出る怒りの声がロシアを動かし、国内世論を喚起すると信じる。」と強調した。また、四島への人道支援がロシア側の「出入国カード」要求で中止になった問題にも触れ、「墓参やビザなし交流の影響が危惧されることから、日ロ間の協議で早急に解決されることを強く望む。」と力を込めました。
続いて、元島民を代表し色丹島出身の中田勇さん(80)が「元島民に残された時間は少なく、いま一度、怒りとむなしさを超え、返還に向けた希望の声を全国に発信する。」と決意を表明した。最後に参加者全員が「ロシアは北方領土を返せ」などと声を上げ、領土の早期返還を訴え拳を突き上げました。
同大会に出席した橋本外務副大臣は、式典終了後に石垣雅敏根室副市長の案内により、納沙布岬から水晶島や勇留島、国後島を視察しました。
橋本副大臣は、「何度か納沙布岬には来ているが、今日のようにはっきりと見えたのは初めてです。」と話し、大会での印象も含め、「領土問題の解決に向けてしっかり取り組んでいく」との思いを強くしていました。
また、16日~17日の日程で、参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会の市川一郎委員長ら8人が、北方領土及び隣接地域の諸問題等に関する実情調査のため根室市を訪れ、長谷川俊輔根室市長ら根室管内5市町(根室市、標津町、中標津町、別海町、羅臼町)の首長や元島民などと意見交換しました。
一行は納沙布岬で目の前に広がる北方領土・国後島などの島々を望み、北方館、望郷の家で北方領土問題について説明を受けた後、北海道立北方四島交流センター「ニ・ホ・ロ」で首長ら行政関係者との意見交換会に出席しました。首長側から5市町の振興策充実に向けた北方領土問題等解決促進特別措置法(北特法)の改正と、北方四島との交流後継船舶の確保などについて要望を受けました。
さらに、元島民、返還運動関係者らとの意見交換では、関係団体からそれぞれ要請が行われるとともに、続いて行われた懇談では、元島民から18日の日ロ首脳会談に期待する声が上がる一方、返還交渉が一向に進展しないことへのいらだちから「領土は本来、国家の問題で私たちが陳情して頭を下げる問題ではない。」との指摘や「根室経済が疲弊する中、返還運動を続けていける経済的な仕組みをつくってほしい。」との訴える意見が出ました。
翌17日一行は、長谷川市長の案内により、花咲港や市立根室病院を視察しました。その後の、記者会見で一行は、根室市などが求めている市立根室病院の「北方四島医療拠点病院」の指定について前向きに取り組む考えを示した上で、市川委員長は、北特法の改正も含め、取り組まなければならない。」と述べておりました。
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