|
9月に入った根室は、移動性高気圧に覆われさわやかな秋空が広がり、市内では柔らかな日差しを浴びて、街路樹のナナカマドの実が早くもオレンジ色となり始めました。今後は次第に赤みを増し、10月中旬ごろには真っ赤な実となります。
このように秋の気配が深まる中で、5日~6日に根室の味覚を代表するイベント「2009根室かに祭り」(根室市観光協会主催)が、19日~20日に「第17回根室さんま祭り」(根室さんま祭り協賛会主催)が好天のもと根室港特設会場で開かれました。会場には、前年を上回る大勢の観光客や市民が海の幸を満喫しました。
今年で50周年となる根室かに祭りのカニ料理コーナーには、濃厚な味の根室特産の花咲ガニや「ピロシキ」、「かきあげ丼」、「鉄砲汁」が新メニューとして並べられ、カニ早食い競争や演歌歌手のステージショーなど多彩な催しがかに祭りを盛り上げました。
さんま漁船集魚灯のライトアップのもと根室さんま祭りの炉端では、協賛会が無料提供した約5トン、3万匹以上のサンマが焼かれました。また、浜の母さんの「さんま料理」では、「つみれ汁」や「キムチ丼」、「ロール寿司」が振る舞われたほか、さんまのつかみ取り大会なども人気を呼んでいました。
一方、ノサップ岬では、6日に「第5回北方領土まで歩こう会」(北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会主催)が、13日に「2009平和ノサップ集会」(日本労働組合総連合会主催)が開催されました。
北方領土までの距離を歩き、その近さを実感する北方領土まで歩こう会は、納沙布岬を共通ゴールとした市内の道々根室半島線で行われました。ゲストウオーカーのプロ卓球選手四元(よつもと)奈生美さんら1,143人は、「返せ!北方四島」などのメッセージが書かれたゼッケンを着け、北海道から国後島、歯舞群島の水晶島、同貝殻島までのそれぞれの最短距離と同じ16キロ、7キロ、3.7キロの3コースを歩き、ゴールの納沙布岬で開かれた北方領土返還祈願フェスティバルに参加しました。国後コースを歩いた元択捉島民2世の吉田公夫さんは、「島までの近さを実感した。早く領土返還が実現してほしい。」と話していました。
平和ノサップ集会は、雨のため会場を望郷の岬公園から北方館に移して行われました。連合の次期会長に内定している古賀伸明事務局長や連合北海道の高柳薫会長、来賓の山本邦彦副知事らの参加のもと、全国から集まった組合員約千人が、北方領土の一括返還実現に向け気勢を上げました。
古賀事務局長は挨拶で、「新政権が停滞する領土返還交渉に強力に取り組むことを期待している。」と強調するとともに、高柳会長や元島民代表も新政権で領土返還交渉が進展するとの期待感を表明しました。集会は「四島の一括返還が実現するまで粘り強く取り組んでいく。」とのアピールを採択し、閉幕しました。
|