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1.北方四島交流事業とは

北方四島交流事業は、1991年(平成3年)にソ連側から日本国民と北方四島在住ロシア人との交流を行うことが提案され、翌1992年(平成4年)から旅券(パスポート)・査証(ビザ)なしによって行われ、開始以来20年以上経過し、これまで約14,000人の日本人が訪問事業へ参加し、約10,000人のロシア人が受入事業へ参加しました。
本交流事業は、北方領土問題の解決を含む日露間の平和条約締結問題解決のための環境整備を目的として、北方四島在住ロシア人との相互理解を促進するため北方四島に在住するロシア人と返還運動関係者や元島民及び専門家等との相互交流事業です。

2.訪問事業の実施

北方四島への訪問事業は、日露間の平和条約締結問題解決のための環境整備及び北方四島在住ロシア人との相互理解を促進するため、北方四島を訪問し、島内では住民交流会やホームビジットなど様々な交流プログラムが行われています。
また、1998年(平成10年)から学術や文化などの専門家が訪問の対象者として追加されたことに伴い、専門家の派遣として、「教育専門家(中学校社会科教諭)」の派遣事業を実施しています。
なお、日本政府は、北方領土問題の解決までの間、日本国民による北方領土訪問について自粛を求めていますが、特例として1991年(平成3年) 及び1998年(平成10年) の閣議了解により、対象者を、当面、以下の者で内閣総理大臣及び外務大臣が適当と認めるものに限定しています。

  1. 北方領土に居住していた者、その子及び孫並びにそれらの配偶者
  2. 北方領土返還要求運動関係者
  3. 報道関係者
  4. この訪問の目的に資する活動を行う専門家(1998年以降)

プログラム内容

スピーチ台で話す人と、話を聞く参加者
事前研修会
島内に存在する消防署を見学する人々
島内視察
お墓に向かい黙祷をささげる人々
日本人墓地の墓参り
剣道を体験しているロシアの人々
日本文化の紹介
日本とロシアの人々が楽しそうに談笑している様子
ロシア人家庭を訪問
面談を行っている様子
教育専門家派遣事業

3.受入事業の実施

北方四島在住ロシア人を対象として、全国各地に受け入れる事業であり、地域性を生かし、受入地住民との交流会や日本の文化体験などで日本人への親近感や日本文化への理解を深めると共に、日本社会インフラの利便性を体感できるプログラムも取り入れて実施をしています。

プログラム内容

茶道を体験しているロシアの人々
日本文化の体験
たくさんの提灯を吊した祭りの道具を紹介している写真
日本文化の体験
フットサルを行う人々の様子
スポーツ交流
話し合いを行っている様子
住民交流会・意見交換会
交流事業の実施結果はこちらへ